セドリ、転売で儲ける究極の方法 その4

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どこで売るかからどう仕入れるかへ

インターネットが今のように世界を席巻する前の時代、品物を販売するうえで最も大切だったファクターといえは、「どこで売るか」でした。

消費者に買ってもらうための店をどこに置くかは、インターネットがなかった時代には売る場所、どこで売るのかが最も重要なファクターだったわけです。

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セドリ、転売で儲ける究極の方法 その3

より良い場所

より多くの人が集まる場所、それは駅、空港のロビー、目抜き通りであったり、巨大なショッピングモールの中であったりということになります。

そして究極の場所、それはイベント、お祭り、そこに出店する屋台、移動販売車などですね。

一時的に猛烈に人が集まる場所であれば、気分の高揚した客にもはや何を売るかなど大した問題ではありません。

特に大昔から開催され続けている全国各地での様々なお祭りの夜店。

いってしまえば、粗悪な小麦粉を水で伸ばして焼き、適当なソースをかけただけの不衛生な食べ物が法外な粗利で飛ぶように売れます。

ご承知のように、こういった場所には一般の人は通常出店できません。

いわゆる裏社会の方々の仕切りの場だからです。

このあたりは警察すら介入できません。

日本の法律の及ばない治外法権と言ってもいいかもしれません。

出店する場所は既得権を持った仕切りの方々によって厳しく決められていて、一般人が入り込める余地はありません。

実のところ夜店でたこ焼きなどを売っている方々は、たいへんな高額所得者であり、特権階級の人達ということになります。

どこで売るのかから何を仕入れるか

実は現代のインターネット社会でも、もはや一等地は先駆者特権を持つごく一部の会社(楽天、Amzon、ヤフーなど)に牛耳られています。

彼らの開いたショッピングモールに、手数料を支払って店を置くことが、一般的な我々の出店方法となります。

もちろん独自のネットショップも簡単に作れます。

ただその人の集まり方は雲泥の差、銀座の大通りに出店するのと、離島の農道に出店するくらいその差は歴然です。

もっとも、夜店と大きく違う点は、お金さえ支払えば事実上誰でも参入できるという点でしょう。

現代のインターネット社会でお店を始める時、もう場所の心配はいりません。

お金さえ払えば、誰もがもっとも良い場所に、目抜き通りのど真ん中に自分の店を出店することも可能です。

売る場所は既にあるわけですから、販売を手掛けるうえで今最も重要なファクターは、「どこで売るか」ではなく、「何を売る(仕入れる)か」に変わったわけです。

誰もが商売人

もはや製造した品物を持っている(仕入れる)人だけが商売をする時代ではなくなりました。

インターネット販売の社会では、仕入れ方を熟知したプロこそが、この時代の販売を牽引する者と成り得るのです。

私がネット販売で品物を売って儲けを出す事を初めて強く意識したのがヤフーオークション(ヤフオク)でした。

ヤフオクとは、前記事「セドリ、転売で儲ける究極の方法 その3」ご紹介した「ニュースグループ」のシステムを整え、写真を掲載でき、その中で決済まで行えるよう進化したサイトとでも考えればいいでしょうか。

それでも、ヤフオクをやり始めた当初は、相変わらず儲けというよりも、安く買える満足感や、使わなくなった品物をうまく捌けるといった便利さ、そして今では当たり前ですが、店に行かなくても中古品の売買ができる利便性で利用していました。

ところがある日、ヤフオクである不思議な商品を購入した時に、私の頭の中で何かのスイッチがカチッと入りました。

はっきりと何かを嗅ぎ分けた、まさに「鼻が効いた」瞬間でもあったのです。

それは、ある映画のタイトルのDVDとの出会いでした。

輸入盤DVDの存在

ヤフオクの画面を眺めていた時、何気なく見つけた1枚のDVD。わりと新しい洋画のタイトルがかなり安い値段で出ていました。

この時が2000年の前半の頃で、まだDVD自体の値段も高く、家庭用の再生機などの普及もそれほど進んでいない頃でした。

以下はwikipediaからの引用です。

日本で最初のDVDプレーヤー(据え置き型)は1996年11月に発売された。1996年当時は最も下位の機種でも6 ? 8万円程度と高価であったことや、対応ソフトの少なさから普及の出足は鈍かった。1998年初頭において、日本でDVDプレーヤーの出荷台数は20万台前後であり、家庭への普及台数は「10万台すら怪しい」という。2000年以降はプレーヤーの低価格化が進み、DVDソフトの普及が一気に進んだ。

どちらかと言えばパソコンへの組み込みの方が先行して進んでいて、私もまだパソコンにたまたま付いてきた程度のDVDプレーヤーで視聴していました。

さっそくヤフオクでその洋画のタイトルを購入、自宅に郵送で到着したそのタイトルを再生してみると、外人の俳優さんが当然ながら英語でしゃべっていますが、それに対する字幕が出ません。メニュー画面で探っても吹替えもなく、パッケージをよく見てみてもそもそも日本語がどこにも見当たりません。

そうです、私がヤフオクで購入したそのDVDは海外で製作され、海外で発売された品物だったのです。

なんだこれは、詐欺じゃないか!などと思い、出品の商品説明を読むと、短い説明文の中紛れ込むように「米国製」の文字が。

物は試し

まあ、やられたのですね。

確かにどこにも日本国内製とは書いてありません。タイトルだけで商品を買った私の浅はかさも確かにありますが、明らかに意図的な説明不足で売り手はこの品物を売り捌いたわけです。

ムカッときますよね。

訳の分らない海外の品物を、正規の商品に紛れ込ませて巧妙に売ってたわけですから。

こういう商売はいけませんね、もちろん私は絶対にやりません。

昔から日本人は輸入物を「二流品」とみる向きがあります。並行輸入などという言葉がそうです。

海外の品物が日本で販売される際には、日本の代理店が仲介し、日本人向けのパッケージに変えて、本来付属しない個別の箱などに入れて、日本語での説明書きを封入したうえで初めて正規の製品となります。

そこまでしなければ日本人は買いません。

海外製品

これはDVDに限らず、本などもその代表的な品物です。
欧米ではペーパーバックと言って、新聞紙の裏紙にでも印刷したような本が普通に出回っています。要は読めればいいわけですから、実に合理的な作りの品物です。

ところが日本人はこれではいけません。

本本体の作り込みはもちろん、厚紙でしっかりと中身をサンドイッチし、ハードカバーの上からはさらに表紙(ダストカバー)を付ける、目的が別ですがその上に帯も巻き込みます。

これで初めて製品です。

カバーはついてますが、傷ができてはいけません。書店ではご丁寧にも更にその上からカバーを巻きます。

そこには汚れひとつないピカピカの新品のクオリティーが当然のように求められるわけです。

この時私の手元に送られてきたDVDのクオリティーは明らかに日本仕様の物とは異なるものでした。

ケースもどこか安っぽく、ジャケットの印刷も今一つぱっとしません。

「こな品物を買う日本人などいないよなあ」というのが、そのDVDを手に取り、じっくりと見た時の私の最初感想でした。

騙された感に一杯になっていた私です。

ちくしょーとそのままそのDVDをゴミ箱に捨ててしまう手もありました。もちろん相手に抗議してお金を返してもらう筋もあったわけです。

しかし、ここでちょっと待てよと思いました。

少し冷静になって考えた時、「この品物って、もしかして買う人がいるのだろうか?」と、純粋な好奇心が湧いてきたのです。

そして、どうあれ私は、ヤフオクにこの品物を出品してみることにしました。

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